こちらの記事では今漫画サイトで大人気のソラ/ラヘ/肉花先生の狂眼のネタバレ全話のあらすじを最新話まで詳しくご紹介していきたいと思います!
狂眼は邸下と尚宮を目指す女官ウヌの格差ラブストーリーです!
またこの話の見どころとしてはもちろんラブストーリーもそうですが、ウヌのいじめに負けない強さも大きな見どころの一つです。
こんな心優しい女性でありながらも、芯の強さを持った女性にはやはり魅力を感じますよね。
また全話、最新話までのネタバレと共に、狂眼を読んだ方たちの感想や評価もご紹介しています!
話題の「狂眼」ですが、最終話の結末がどうなるのか非常に楽しみですね!
☆この記事でわかること☆
- 狂眼ネタバレ1話~最新話まで全話あらすじ
- 狂眼の最終話の結末はどうなるのか考察!
- ウヌはいじめに勝ち、邸下と幸せな最後を迎えられるのか?
- 狂眼を最新話まで読んだ人の感想
- 狂眼のみんなの口コミや評価は?
こちらは狂眼の短話の全話ネタバレあらすじでご紹介していきますね(*^^*)
そのため、気になる話数に飛んで読んでいただけると幸いです♪
※現在は最新話60話、61話と12話まで執筆していますが、今後全話追記してご紹介していきますので、お楽しみにお待ちください♪
また、狂眼がどんな話なのか興味がある!
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Contents
- 1 狂眼ネタバレ最新話あらすじ
- 2 狂眼ネタバレ全話あらすじ!
- 2.1 狂眼ネタバレ1話あらすじ
- 2.2 狂眼ネタバレ2話あらすじ
- 2.3 狂眼ネタバレ3話あらすじ
- 2.4 狂眼ネタバレ4話あらすじ
- 2.5 狂眼ネタバレ5話あらすじ
- 2.6 狂眼ネタバレ6話あらすじ
- 2.7 狂眼ネタバレ7話あらすじ
- 2.8 狂眼ネタバレ8話あらすじ
- 2.9 狂眼ネタバレ9話あらすじ
- 2.10 狂眼ネタバレ10話あらすじ
- 2.11 狂眼ネタバレ11話あらすじ
- 2.12 狂眼ネタバレ12話あらすじ
- 2.13 狂眼ネタバレ13話あらすじ
- 2.14 狂眼ネタバレ14話あらすじ
- 2.15 狂眼ネタバレ15話あらすじ
- 2.16 狂眼ネタバレ16話あらすじ
- 2.17 狂眼ネタバレ17話あらすじ
- 2.18 狂眼ネタバレ18話あらすじ
- 2.19 狂眼ネタバレ19話あらすじ
- 2.20 狂眼ネタバレ20話あらすじ
- 2.21 狂眼ネタバレ21話あらすじ
- 2.22 狂眼ネタバレ22話あらすじ
- 2.23 狂眼ネタバレ23話あらすじ
- 2.24 狂眼ネタバレ24話あらすじ
- 2.25 狂眼ネタバレ25話あらすじ
- 2.26 狂眼ネタバレ26話あらすじ
- 2.27 狂眼ネタバレ27話あらすじ
- 2.28 狂眼ネタバレ28話あらすじ
- 2.29 狂眼ネタバレ29話あらすじ
- 2.30 狂眼ネタバレ30話あらすじ
- 2.31 狂眼ネタバレ31話あらすじ
- 2.32 狂眼ネタバレ32話あらすじ
- 2.33 狂眼ネタバレ33話あらすじ
- 2.34 狂眼ネタバレ34話あらすじ
- 2.35 狂眼ネタバレ35話あらすじ
- 2.36 狂眼ネタバレ36話あらすじ
- 2.37 狂眼ネタバレ37話あらすじ
- 2.38 狂眼ネタバレ38話あらすじ
- 2.39 狂眼ネタバレ39話あらすじ
- 2.40 狂眼ネタバレ40話あらすじ
- 2.41 狂眼ネタバレ41話あらすじ
- 2.42 狂眼ネタバレ42話あらすじ
- 2.43 狂眼ネタバレ43話あらすじ
- 2.44 狂眼ネタバレ44話あらすじ
- 2.45 狂眼ネタバレ45話あらすじ
- 2.46 狂眼ネタバレ46話あらすじ
- 2.47 狂眼ネタバレ47話あらすじ
- 2.48 狂眼ネタバレ48話あらすじ
- 2.49 狂眼ネタバレ49話あらすじ
- 2.50 狂眼ネタバレ50話あらすじ
- 2.51 狂眼ネタバレ51話あらすじ
- 2.52 狂眼ネタバレ52話あらすじ
- 2.53 狂眼ネタバレ53話あらすじ
- 2.54 狂眼ネタバレ54話あらすじ
- 2.55 狂眼ネタバレ55話あらすじ
- 2.56 狂眼ネタバレ56話あらすじ
- 2.57 狂眼ネタバレ57話あらすじ
- 2.58 狂眼ネタバレ58話あらすじ
- 2.59 狂眼ネタバレ59話あらすじ
- 2.60 狂眼ネタバレ60話あらすじ
- 2.61 狂眼ネタバレ61話あらすじ
- 2.62 狂眼ネタバレ62話あらすじ
- 2.63 狂眼ネタバレ63話あらすじ
- 2.64 狂眼ネタバレ64話あらすじ
- 2.65 狂眼ネタバレ65話あらすじ
- 2.66 狂眼ネタバレ最新話66話のあらすじ
- 3 狂眼ネタバレあらすじ最終話の結末は?
- 4 狂眼の見どころ
- 5 狂眼の最新話までの感想
- 6 まとめ
狂眼ネタバレ最新話あらすじ

早速、今話題の狂眼の最新話についてお話していきます!
現在の最新話は67話です!
話数はだんだんと遡って読めます♪
最新話でウヌと邸下の関係にまた進展はあるのか?!
そして、邸下の命を狙う影が・・?!
最新話の配信を待ち遠しく思っている方は、ぜひここからネタバレをお楽しみください♪
狂眼ネタバレ最新話67話のあらすじ
ついにウヌが邸下を子を妊娠!
嬉しい反面、初めての妊娠に不安も覚えるウヌ。
それでも邸下には直接話ができないまま、邸下は講式に出発してしまいます。
なかなかウヌの妊娠に気付かない邸下でしたが、講式に向かう途中でついに、ウヌの妊娠に気付きます!
ウヌの妊娠に気付いた邸下はウヌの体、そして更なる周りからの攻撃を心配します。
狂眼ネタバレ全話あらすじ!

ここでは、これから狂眼を読み始めようという方へ、ここからはあらすじを1話~全話ご紹介していきます!
さらに詳しくお話を知りたい方は、各話数のページをご覧ください。
先に簡単に狂眼のざっくりしたストーリーをお話しますね。
主人公のウヌは幼少時代に親を亡くし宮廷で働くようになってから15年経ちました。
そしてウヌの目標は、幼い頃に良くしてくれた尚宮のような人になりたいと、一生懸命に働く真面目で純粋な少女です。
そんな女官であるウヌが世子であるヒョンに会うことは普通ではありえないことなのです。
ですが、偶然が重なりある夜にヒョンの夜伽を任されます。
幼い頃の秘密の出会いから、ウヌはヒョンに対して憧れを持っていました。
再会することに初めての夜伽で緊張があるものの、小さな喜びを感じていました。
狂眼ネタバレ1話あらすじ
女官として働くウヌ。
この物語の主人公です。
ウヌは新たに移動を命じられ、大妃様の元から大王の元に仕えることになりました。
そして東宮殿へとさらに移動となり、ウヌは初めての仕事として邸下の元に手水を運ぶことに。
邸下に会い仕事をこなすウヌでしたが、そこでウヌは失敗をしてしまいます・・
失敗をし落ち込むたウヌでしたが、そこに尚宮様が部屋にやってきて驚くべきことを命じられるのでした・・
狂眼ネタバレ2話あらすじ
ウヌは邸下との夜を過ごす前に、お風呂に入り身を清めていました。
女官たちが、ウヌが邸下の一夜限りの相手になってしまったことを噂しています。
邸下の夜の相手は一度きりということは聞いていましたが、ウヌは邸下の記憶に残るような夜を過ごせたらいいなと、心から願っているのです。
夜を過ごした後に這って部屋から出てくるのではないかと、女官たちはウヌに嫌味をぶつけながらウヌの入浴のお世話をしています。
身支度が終わったウヌは、邸下の部屋に行き先に待っていました。
すると先ほどお手水を持ってきた時には緊張していて気づきませんでしたが、部屋にある刀が目に入り、この刀で邸下が戦を収めたのだと物思いに耽っていました。
その時、邸下が部屋の中に入ってきてまたウヌが考え事をしていることに気づきウヌに声をかけます。
部屋に入ると早速、邸下は服を脱ぎ始めます。
そしてウヌにも自分で服を脱ぐようにと声をかけます。
言われた通りに服を脱ぎ、胸があらわになったウヌ。
女官と王族の夜の営みでは、女官は声を出さず、王族の裸を見てはいけない掟があるのです。
緊張しながら、ウヌは邸下のそばに行きます。
明るいまま夜伽をしようとする邸下に一声かけてから、裸を見ないように明かりを消そうとするウヌに、邸下はいいます。
あかりを消さなくても裸を見なければいいと・・・
それを聞き、首をかしげるウヌ。
ウヌはきっと初めての夜伽ですから、邸下の言っていることが本当に分からなかったのでしょう。
すると、邸下はウヌの胸に手を伸ばしていき・・・
狂眼ネタバレ3話あらすじ
邸下は、ウヌに四つん這いになるよう命令したのです。
この体制なら自分(邸下)の裸が見れないから大丈夫だと・・・
そういうと、邸下はウヌの足元に移動し、ウヌの下着を剝ぎ取りました。
恋愛経験のないウヌでもこれが義務的なものだと感じることはできます。
そんなことを考えていると、邸下のものがウヌの中に入ってきました。
邸下はそのまま腰を動かし続け、ウヌは全身が震えるようでした。
しかし、声を出してはいけない決まりを必死に守ります。
ウヌには目標があり、そのために掟を破らず必死に女官として生きてきたのです。
邸下はそんなウヌの様子に根性があると感じ、もっとウヌの体を責めたてました。
ウヌはあまりの刺激に自分の体が邸下をもとめていることが分かりながらも必死に堪えました。
そして邸下もまた、ウヌと交わりながら他の女官と違うことを感じていたのです・・・
狂眼ネタバレ4話あらすじ
5日前に邸下は、自分の両親(王と王妃)に挨拶にきていました。
邸下には”ある噂”があると、王妃は何か言いたげに話し始めました。
その話を聞き、父は邸下に結婚を進めてきたのです。
現在の王妃は二番目の王妃で、王妃は自分の力を高め権力者になろうと必死です。
ですから、自分側の人間を邸下の結婚相手に進めたい一心です。
王妃は邸下の”ある噂”について話し始めます。
その発言に怒りを覚えた邸下が王妃に言い返しました!
しかし邸下が言い返したことにより、父が怒ってしまい場の空気は重くなってしまったのです・・・
その後、邸下は王妃と二人で話をし、王妃が東宮殿の女官を探っていい子がいたら寄こすということで一旦は話し合いは落ち着きました。
時は戻り、邸下はウヌと夜伽をしています。
しかし何故かウヌに対してだけは、気持ちよさを感じていました。
もしかしたら王妃の回し者かもしれないと思いながら自分の欲が収まらないことに内心とても驚いています。
夜伽が終ると、ウヌのもとに手ぬぐいを放り投げる邸下ですが、冷めきってしまった手ぬぐいを温めようと・・・
狂眼ネタバレ5話あらすじ
昨夜の夜伽の相手が大妃側の人間だと知り、その日の夜伽の報告を受けたインヘ王妃は不機嫌そうな顔に変わります。
最近勢力を広げていたインヘ王妃ですが、昨夜の夜伽の相手(ウヌ)が大妃側の人間だったというこが許せません!
側付きのものから、邸下が鐘の音でも目覚めないほどにぐっすりと寝入っていたことを聞いた王妃はどんな娘を気に入ったのか気になり、ウヌを呼び出し直接話を聞いてみることにしたのです・・・
朝目覚めた後に股の痛みを感じて、香油を塗ってもらったウヌ。
そんなウヌですが、一つ気がかりなことがあります。
それは、邸下が一回夜伽の相手にした女官は2度と呼ばないということでした・・・
『もう会えないかもしれない』そんな風に考えて辛い気持ちを隠そうとするウヌ。
しかし、そんなウヌのもとに突然王妃からの呼び出しがあってります・・・
部屋に呼び出したウヌを見て、インヘ王妃は世子の好みの女性のことを考えていました。
ウヌを自分の味方に引き込むか、それとも世子から引き離すべきかをインヘ王妃はウヌをじっくり見定めました…
狂眼ネタバレ6話あらすじ
インヘ王妃はその日、昨夜世子を満足させたという噂のウヌを呼び出しました。
そこで世子を満足させた褒美は何が欲しいかと告げましたが、ウヌは困ったような表情をするだけでした。
王妃は謙虚なウヌを見て、簡単に物で釣れる女じゃないことを感じました。
一方で、ウヌは王妃からは褒美として、絹衣や菓子などを強引に持たされることとなったのです。
王妃から人目につかないように帰りなさいと言われたウヌは遠回りをして帰らなければいけないと考えながら王妃の屋敷を去るのでした・・・
しかし、そんなウヌを後ろから見つめている男性が居たのです。
場面はソヨン邸下が不機嫌そうに過ごしている場面に変わります。
そこでは邸下の機嫌の悪さが気になった邸下の護衛であるナム・ヒュルが傍にいた官僚に聞きました。
すると官僚からは邸下のことを領議政(ヨンウィジョン)様が叱りつけたから機嫌が悪くなったのだと報告を受けました。
そんな中、ヒュルは邸下によって呼ばれることになります。
周りにいる護衛たちを下がらせ、2人きりになる邸下とヒュルですが・・・
そこでは、邸下が本心をヒュルに漏らしてきたのです。
領議政への恨みを、腹心であるヒュルにだけ漏らす邸下。
暴れ狂って自分の父や、自分を縛り付けてくる者たちを切ってしまおうかという父の言葉に、ヒュルはこのままではいけないと話題を逸らし、邸下に昨夜の夜伽の相手について聞いてみることにしたのです・・・
狂眼ネタバレ7話あらすじ
場面は昨夜の夜伽の回想シーンから始まります。
邸下は夜伽の後、夜伽の相手をした女官のウヌに「褒美を与えよう」と考えました。
なんでも自分を満足させるっことのできた初めての相手なので気持ちが高まっていたこともあったのでしょう。
ウヌが欲しがりそうなものを”宝石や地位か…”だろうと予想していた邸下ですが、ウヌの返答は予想外のものだったのです・・・
それは、ウヌはこのまま女官を続け経験を積み、いずれは尚宮になって、見習い女官たちを育てていきたいのですという目標を邸下にお話しします。
そうして、そんなウヌを邸下は面白い女だと感じたのだのでした。
場面は、ウヌを呼び出した邸下のシーンへと変わっていきます。
昨日のウヌとのやりとりを思い出して機嫌を良くしていた邸下でしたが、護衛であるヒュルからとある報告を聞いて顔色が変わったのでした・・・
そうして、酷く怒りを露わにしウヌのことを呼び出しました。
邸下の寝つきが急に良くなったことに不信を抱いた邸下の部下が、”もしかしたら夜伽を行ったウヌが毒を持ったのではないか?”という報告を憶測から邸下にしてしまったのです。
邸下に急に呼び出されたウヌは毒殺容疑掛けられ困ってしまいました。
今夜は私から目を離さず命令を守らないなら殺してしまうと邸下に言われてしまったのでした・・・
狂眼ネタバレ8話あらすじ
邸下への毒殺疑いを掛けられてしまったウヌは、呼び出された邸下の目の前で服を全て脱ぐことを要求されてしまいます。
下着も、結った髪も全ておろすように命じられるウヌでしたが、素直に邸下の命令に従いました。
そんな中、邸下は少しずつ話を始めました。
今までの女官の中には毒針を持って近寄ってきたものもいたし、毒薬を口に含めて近寄ってきたものも居たことをウヌに話していきます。
いつも身の危険を感じ休まる時のない低下。
じっと今までの話を聞いていたウヌは邸下に、自分の全てを調べて欲しいと告げます。
身に着けていたもの全てを取り払い、邸下の前に差し出すウヌ。
ウヌは”自分の知らないところで毒がどこかに仕込まれているかもしれない・・・けれど偽りのない心が伝われば、自分の無実もわかってもらえるのではないか”と考えました。
狂眼ネタバレ9話あらすじ
あらぬ毒殺疑惑を掛けられたウヌは、邸下から強引な取り調べを受けていました。
文机の下に足が落ちたら殺すと告げられ恐怖を感じながらも、毒を持っていないと証明をするために素直に邸下の指示に従うウヌですが・・・
邸下はウヌの膣の中に毒があるのではないかと強引に探ってきました。
ぐちゅぐちゅと音が鳴って恥ずかしくなりましたが、ふと昨日、尚宮様から渡された香油のことが頭に過ぎりました。
尚宮さまは、初めての夜伽を迎えるウヌのことを思って、初夜の前に膣に塗るという香油を渡してくれたのでした。
香油は痛みを軽減し、滑りが良くなるという作用があるのです。
尚宮様が毒殺に協力したとは考えたくなかったけれど、ウヌは素直に話すことにしました。
すると邸下は、香油が毒じゃないことを証明できるのかとウヌに問いました。
少しの間どうして良いか迷ったウヌでしたが、膣の中に毒があるというのであれば触った邸下の指を自分の口の中に入れてほしいと告げるのでした。
しかし、毒が塗られているのであれば自分が舐めて証明すると命をかける事を厭わないウヌに、邸下の心は揺らいでしまいます。
果たしてウヌの運命は・・・?
狂眼ネタバレ10話あらすじ
邸下は毒殺疑惑が解けたウヌの事を、強引に押し倒して挿入し、抱いていました・・・
そんな中で邸下は、ウヌが声を出さないように堪えている姿がとても気になりました。
こんな時でも掟を守ろうとするウヌにわざと声を出させようと体の敏感なところを触る邸下。
すると、ウヌは我慢できずに小さく声を上げてしまいます。
ウヌを抱いている邸下ですが、1度では満足できません・・・
自分だけが夢中になっていて、目の前にいるウヌは夜伽を義務のように受け入れている気がして、邸下はもっとウヌを自分に夢中にさせたいという欲が出てきました。
そして、ウヌの体を引き寄せて奥深くまで挿入する邸下。
ですが、ウヌはやっぱり声を必死に我慢しています。
邸下はウヌを手に入れたくなってしまい、一晩中ウヌと過ごすことにしました。
狂眼ネタバレ11話あらすじ
1度で終わらない邸下の性欲・・・
その後も、ウヌとの行為を続行させる邸下ですが、ウヌの快楽に溺れたような声が聞きたくて、焦らしたり動かしたりしながらウヌの声を聞きます。
そうしているうちにウヌの体の内側の快感に、邸下の方が我慢できずウヌの中に出してしまいました。
中に出してしまったことを後悔する邸下に、自分は妊娠しにくい体だから気にしなくて大丈夫だと告げるウヌ・・・
行った後にウヌはそのまま眠ってしまいました。
ウヌが目を覚ますと邸下の腕の中でした。
驚きも束の間、邸下はウヌの乳房に触れます。
ウヌは一晩中行為をしていたのでもう体力がありません。
弱々しく命乞いするウヌに、今から行為をするつもりはない事を告げます。
その言葉に安心したウヌは、そのまま眠りにつき、邸下は眠っているウヌの隣に寄りそいました・・・
狂眼ネタバレ12話あらすじ
邸下との夜を過ごして体力がなくなってしまったウヌは、すっかり眠ってしまっていました。
慌ててウヌが起きると、隣にはぐっすり眠る邸下がいます。
思わずずっと見ていたくなる邸下の寝顔ですが、、急いで身支度して自分の部屋に向かいます。
歩いていると、東宮殿の見回りに出会いました。
ここで何をしているのかを聞かれ、答えようとしたウヌですが・・・
説明しようとした瞬間、意識が遠のき倒れるウヌ。
意識が遠のいていく中、ウヌは幼い頃を思い出しています。
大妃様に頼み事があると言われたウヌ。
その内容は、大妃様は漢字が読めないので、恭岸君(幼き頃の邸下)の漢詩を読み解いてほしいという頼みだったのです。
それからウヌは、恭岸君が大妃殿に来るたびに駆け付けて、恭岸君の読み上げる漢詩を聞いて読み解き、大妃様に報告していました。
ウヌは初めて恭岸君の声を聞いた時、落ち着いていて優しさのあるいい声だと感じて聞き入ってしまったのです。
そのうち、ウヌは恭岸君について興味を持ち始めます。
一体どんな方なのだろうと・・・
その日は恭岸君が庭園にいる日でした。
ウヌは今日も駆けつけ、恭岸君の顔を目にして・・・
狂眼ネタバレ13話あらすじ
その日も、ウヌは恭岸君がどんな漢詩を読むのかずっと楽しみにしていました。
近くの建物の物陰に身を隠しながら、恭岸君が読む詩を聞いてウヌが同じ詩を読みながら解読していきます。
ウヌが同じ詩を読みながら次はどんな詩なのか考えながらドキドキしていると…
なんと目の前に恭岸君が立っていたのだ。
物陰に隠れていて不自然なウヌに何をしていたのか問いただします。
そして、ウヌは大妃様に依頼されて恭岸君の漢詩を解読していたことを泣きながら説明しました。
”泣かなくてもいいのだ”と、恭岸君は、泣くウヌを優しくフォローして去っていったのです。
そんな邸下との昔の夢を見ていたウヌは、自分の部屋で目を覚ましました。
何故か目の前には自分を心配しているミヒャンがいます。
医師によると、少し休めば回復するとのことだったので、尚宮様が気を利かせて体を休めるために5日間お休みをくれたのでした。
ウヌはミヒャンがくれた菓子を口にした瞬間、色々な思いがあふれて涙してしまうのでした・・・
狂眼ネタバレ14話あらすじ
ウヌが慌てて帰った後、邸下は目が覚めました。
隣を見ると、ウヌが置き忘れた香袋が置いてあり、急いでいた様子が目に浮かび、邸下は思わず微笑みます。
それから10日経った後…
尚宮はこう邸下に意見します。
それはウヌが職場の中で仲間外れにされているというものでした。
邸下はヒュルと二人になり、ウヌについての調査結果を聞きます。
ウヌは威張らずに真面目に仕事をしていると報告を受け、しかしヒュルに何故あの女官を尚宮に上げないのかと聞かれます。
その答えに邸下は、”それは本人の希望だからだ”と答えたのでした。
その後、ウヌにかけられた毒殺犯人疑惑も無事に晴れました。
自分があの夜にぐっすり眠れたのはこの”茉莉花”のせいだと邸下はヒョルに話しました。
しかしヒョルは邸下の身を案じなかなか安心はできないので、気は引き締められるように言い含めます。
もうきっと会うことはないから大丈夫だと、邸下もまた自分の想いに蓋をしたのです。
ウヌは退膳間での自分の扱いが変化していることに気づきます。
いじめられて無視されることが普通になってきていた時、ジョンオクがウヌの仕事の邪魔をしてきたのです。
ジョンオクは自分の代わりにウヌが夜伽をしたことを知っているのに、その日から意地悪をしてくるようになったのです。
大丈夫と自分に言い聞かせながらウヌは、辛い日々を耐えていたのです・・・
狂眼ネタバレ15話あらすじ
殿試が行われる朝、邸下は朝食をとっていました。
今日は殿試の日なので肉を食べるように勧めるヒュル。
食べるものにまで口を出すから2人の間に”あんな噂”が流れたのではという邸下に、ヒュルはそんなことはないだろうと言いたげに声を荒げます。
ヒュルは今日の殿試で、邸下の味方は兵曹判書のイム・ジソのみだと考えているので肉を食べて殿試に挑んで欲しいと思っていたのでしょう。
それ以外の人達は領議政であるユ・テギョン側の人間ですので、邸下にとっては居心地の悪い場になりそうだと考えていたのです。
殿試が開催され、邸下が登場するとイム・ジソが挨拶に来ました。
邸下は、イム・ジソが自分を支持したばかりに、肩身のせまい思いをしているのだと感じています。
その後殿下も登場し、邸下と殿下の間にピリついた空気が流れ始めるのでした・・・
邸下が戦での経験をもとに武科を変更したのが気に入らず、殿下と領議政は、邸下に聞こえるように嫌味を言います。
殿試の結果が思わしくなく、閉会の際に殿下は”今回の結果はあまり良くなかったので、今回は世子(邸下)に手本を見せてもらおう”と・・・
そこで領議政が提案してきたのは、キチュという乗馬しながら人形に矢を当てる馬上武芸だったのです。
それは、一番難しいとされる科目です。
邸下はその問いに一体どう答えるのでしょうか・・・?
狂眼ネタバレ16話あらすじ
邸下は、父である殿下から乗馬しながらわら人形に矢を当てる騎蒭(キチュ)を披露するよう命令されてしまったので、断ることはできません。
ですが、傍で様子を見守っていた護衛のヒュルからは断るように告げられるのです。
なにより、ヒュルは邸下が今現在、平常心を失っていることが気がかりだったのです。
ですが、ヒュルに自分の馬と弓を持ってくるよう命じる邸下。
邸下も今ここで引き下がれないわけがあったのです。
ヒュルの失策を望んでいる殿下や領議政に弱みを見せることはできませんでした。
”平常心を保てなければ狂気が私を飲み込むと思いながらも、殿試に集まった人々の前で邸下は騎蒭の腕前を披露していきます。
馬を操り、弓を引いて用意されたわら人形に的中させていく邸下ですが、そのたびに邸下の頭の中に割れるような痛みが起きるのです。
”父王にはお前わいらない存在なのだ”と藁人形の姿が歪み、血みどろの男たちの姿が浮かんで邸下を責めるような言葉を告げてきます。
それでも邸下は必死に意識を集中させ、とり逃しがないように藁人形を弓で射っていきます。
結局、邸下は全ての弓を命中させ、素晴らしい腕前を披露することができたのでした・・・
狂眼ネタバレ17話あらすじ
殿試に集まった受験生たちは、邸下の弓の腕前に大きく歓声を上げました。
それを面白く思っていなかったのは父である殿下と領議政の2人でした。
見事な腕前を見せた邸下を労うことはなく、殿下はむしろ嫌味を告げていくのです。
”人の上に立つものは謙虚でなければならないと・・・”。
しかし…そんな状況に邸下はもう限界だったのです。
元々、藁人形を弓で射っているときから狂気に支配されそうになっていたのに、殿下や領議政たちが嫌味を告げたことでそれが限界に達してしまいました。
邸下は刀を手にすると、怒りに身を任せて殿下に切りかかってしまいます。
こんなところで狂気の発作が出てしまうのはまずいと、護衛であるヒュルは必死に殿下のことを抑え込みました。
その日の夜、邸下は胸が焼けるように苦しいと言いながら酷く暴れていました。
周りの人々が必死でお世話しましたが、暴れる邸下を止めることができた人はいません。
とてもじゃない苦しみに耐えていたそんな時に、慌ててかけつけたヒュルが邸下にどうか安心して欲しいと、狂気を収めるために、この場にウヌを呼んでいました・・・
狂眼ネタバレ18話あらすじ
邸下の部下であるヒュルに呼び出されたウヌでしたが、邸下の部屋の様子を見て驚いてしまいます。
ウヌは邸下が狂症を患っていることは知っていましたが、ここまでの酷い惨状を見たのは初めてだったのです。
邸下は自分の体を爪でかきむしり、部屋中は邸下が暴れた惨状なのか酷く汚れていました。
けれど、邸下はウヌの姿を見た途端、静かに気を失いました。
それからというもの、ウヌはヒュルからお願いされ、邸下の世話をすることになりました。
そこでは、ヒュルの指示通り煎じ薬を飲ませようとするウヌですが邸下には薬を飲む気力もないのか、口を開くことも出来なかったのです・・・
そのため、口移しで薬を飲ませたウヌでしたが、口を離そうとすると邸下によって突然抱き寄せられました。
何が起きたかわからず、ドキドキするウヌは邸下に強引に口づけをされて・・・
ウヌは、苦しそうにする邸下の様子が気がかりでした。
そんな中で突然、邸下はまた胸を掻き毟りだしたのです。
そこには古い傷跡があり、邸下は傷跡から熱さや痛みを感じているようでした。
あの優しい邸下に一体戦で何があったのか気になるウヌなのでした・・・
狂眼ネタバレ19話あらすじ
場面は、ウヌが邸下の護衛であるヒュルに呼び出されたときのことです。
どうしてもウヌの力が借りたいとヒュルが会いに来ました。
その時に、邸下が患っているという狂症についての説明を受けることになったのです。
狂症はここに勤めている女官ならみんな知っている症状です。
狂症とは突然苦痛に襲われ、激しく自傷行為と発作を繰り返す病気です。
しかし、邸下の場合は戦の後に発症したのだといいます。
ここから場面は、ウヌが邸下に煎じ薬を飲ませた後に戻ります。
煎じ薬を飲んでウヌの膝で眠ることになった邸下ですが、狂症の発作が収まったのか、荒かった息遣いが少しだけ収まってきました。
ウヌは邸下を安心させるように大丈夫と声をかけ、胸の傷を優しく撫でたのでした・・・
一方、少し眠っていた邸下は、目を覚ました時にウヌが目の前にいて驚きました。
何故ウヌがいるのかとの問いかけに、ウヌは正直に左翊衛様(ヒュル)に呼ばれたのだと告げました。
邸下はウヌを目の前にすると抑え込んでいた気持ちが我慢できなくなってしまい、強引にウヌを押し倒して・・・
狂眼ネタバレ20話あらすじ
邸下は押し倒したウヌの体をゆっくりと愛撫していきます。
一方でウヌは唇が恋しかったのか声を掛けられたこともあり、素直に本心を明かすことにしました。
以前、夜伽に呼ばれてから15日が過ぎていました。
毎日、邸下からまた声を掛けられるのを待ち続けていたウヌ・・・
そんなウヌのに邸下は満足したようで、優しく口づけをしました。
邸下の苦しみに向き合ってあいたいというウヌは邸下に抱かれながら自分にできることはないかと考えていました。
本来であれば夜伽をする女官には、邸下の体を見ては行けないという掟があるのですが、ウヌはどうしても、邸下の胸の傷から目が離せなかったのです。
きっと良くなるからとそう告げて、優しく傷跡を撫でるウヌ。
すると、邸下の動きはより一層激しくなりました・・・
ウヌを膝の上に乗せて、下から何度も腰を動かす邸下。
激しく求められ、邸下にはどんなことをされても良いと、そんな気持ちがウヌには湧き上がってきます。
どうかこれからも邸下が健やかに過ごすことができるように考えながら、ウヌは邸下に激しく抱かれるのでした・・・
狂眼ネタバレ21話あらすじ
その日、邸下は昨日起きた発作を心配してやってきたヤンピョングン医師に余計な心配はしなくてもいいことを告げます。
ヤンピョングン医師は邸下が狂症に悩んでいた当初から、ずっと傍で治療を続けてきた医師だったので、心の病を完治させるためには原因を探さなくてはいけないと邸下に進言します。
そう話すヤンピョングン医師だったが、邸下が狂症になった原因にはなんとなく察していることがあったのです。
実は・・・邸下がまだ幼い頃、戦の中で3日ほど邸下が失踪していた期間があったのです。
いつもは邸下に無理をさせないためにも口にすることはなかったヤンピョングン医師でしたが、邸下の狂症を完治に進める為に今日は怯えながらもその当時のことを口にすることにしました。
邸下が失踪したあの事件のあと、邸下を治療したのはヤンピョングン医師です。
そうしてヤンピョングン医師は治療をする中で、邸下が酷い拷問を受けた傷跡を見ました。
邸下にどうか、病と向き合うためにも当時のことを話して欲しいとお願いします。
その瞬間、邸下は持っていた茶をヤンピョングン医師に投げつけるのでした。
その後、ヤンピョングン医師は邸下の護衛であるヒュルと話をしていた。
どうしてあんな風に怒らせることを言ったのかと問われたヤンピョングン医師は、心の病は時が経つほど治療が難しくなると話します。
ヤンピョングン医師は邸下の心を思いやってそう告げました。
そんな中、2人の話題は邸下が最近、気に入っているという女官(ウヌ)の話題になりました・・・
狂眼ネタバレ22話あらすじ
いつものように女官として仕事をしていると、”結構大人しそうな子が邸下に呼ばれている”そんな風に周囲の噂がウヌの耳にも入って来ます。
それでも、真面目に仕事をこなすウヌ。
ウヌの憧れは女官たちを育てる尚官という立場であり、そのためには真面目に仕事をこなして実績を積まなければならないから周りを気にせず自分の仕事を真面目にこなしているのです。
しかし、そんな中でも邸下に気に入られているウヌを気に食わない女官たちがいました。
ウヌの腕へと、まだ熱い墨をわざと落とした女官のジョンオク筆頭の女官たちです。
まともな食事を与えず、勝手に部屋に侵入して服を切り裂いたりするのです。
しかし、王妃様のお気に入りでもあるジョンオクに周囲の女官たちも逆らうことは出来ませんでした。
そんな嫌がらせを受けた後、ウヌは邸下の部屋へと呼ばれていた。
そこで、ウヌが倒れた時に診た医師から聞いたと、邸下から自分の体についての話を受けるウヌ。
ですが、ウヌに子が宿せないの邸下にとっても都合が良いのだと言われます。
自分の子は、今後国を背負う立場になるので、自分の血を持つ子は生まれない方がいいのだと、邸下はウヌに話します。
しかしウヌも、そんな邸下からの言葉にすごく傷ついてしまいました。
自分に”邸下の子供なんて私には産むことも、望むことも許されないと・・・”わかりきったことを言わなくてもいいのにと。
そのあとで、ウヌはあることを邸下から告げられることになりました・・・
狂眼ネタバレ23話あらすじ
これからはウヌのことを頻繁に呼ぶつもりなのだと、持っている書類を見ながら事務的に邸下に言われて、戸惑うウヌ・・・
邸下はこれまで同じ女官を二度呼んだことがなく、昨夜は発作を起こしていたので自分が参上したのだと、かしこまりながら昨夜のことを口にするウヌに、昨夜自分と共に過ごした悦楽はなにごとでもなかったのかと、そのまま流れるように部下に仕事の指図をします。
部下が部屋を辞したのを見計らって、ヒョン(邸下)はウヌが寵愛を受けて尚宮になるのが嫌なのだと言えば、後宮になれると思ったのかと・・・
浅知恵を働くつもりなら、それも聞き入れることもできるから、そなたが求めるものはなんなのかと冷笑しながらウヌの答えを待ちます。
後宮に自分が入るということは、まだ嬪宮様もいないのに、掟に反するとんでもないことなのだとウヌは顔を伏せながら強く否定しました。
そんなウヌの様子を見て、ヒョンは近くに呼びました。
そして、自らの横の布団をたたいて指図してきて・・・。
狂眼ネタバレ24話あらすじ
庭の池を望むように建てられたお堂にたたずみ、ウヌ想うヒョン。
先日強く当たって以来、ウヌには会っていません。
たった数日顔を見ていないだけなのに、気になって仕方がないのです・・・
一方のウヌは久しぶりに大妃に呼び出されていました。
大事な手紙を礼曹参判のチョ・イルムンに届けてほしいと頼まれ、快く引き受けました。
実は大妃様はウヌの身の上を案じていました。
何度も世子の寵愛を受けているのに、ウヌの身分が全然変わらないことを凄く心配していました。
ウヌは世子に近しい存在となる者の順序は守ららければならないということ、自らが子を成せないことを改めて口にしました。
これは自分が望んだ形であることも・・・
ウヌにとって、自分に対する嫌がらせは受け流すことはできますが、ヒョンのことがどうしても頭から離れず、毎日思い浮かんでしまう今の状況がとてもつらいのでした。
頼まれた手紙を届けるために、自室に戻って唯一無事だった”王妃からの褒美の衣装”を身に着けることにしました。
着ているチマを脱ぐウヌでしたが、その身体には、ミヒャンが驚きの声をあげるほどのたくさんの傷がついていたのでした・・・
狂眼ネタバレ25話あらすじ
チマを拾ってくれた男性に手首の傷をみられてしまい、気まずくてすぐにその場を去ったウヌですが・・・
気のせいなのか、その男性がずっとウヌのあとをつけてくるのです。
チョ大監のお屋敷はまだなのか、はやく探さなきゃと徐々に早足になるウヌ。
必死で歩くけれども後ろの男性も同じように歩調が早くなり、道は人通りもなくどんどん少なくなっていきます。
知らない人が後ろからついてくることを不安になりながら、頭からかぶったチマをギュッと握りしめます。
すると、後ろを歩く男性がこの屋敷に何か用があるのかと声をかけてきたのです。
固まるウヌに、屋敷を指さしチョ・イルムン大監の屋敷だと言う男性。
いよいよ不安になり後ずさるウヌ、けれど男性はそんなウヌに対して笑顔を浮かべました。
男性は礼曹参判のチョ・イルムンは自分の父だと自己紹介をしました。
インホ曰く、失礼のないように何度かウヌを追い越そうとしたけれど、あまりに早足でなかなか追い越す機会を得られなかったようです。
とんだ勘違いをしてしまったウヌは恥ずかしさと気まずさが入り混じりながらも、インホに自己紹介と手紙を言付かってきたことを伝えるのでした・・・
狂眼ネタバレ26話あらすじ
突如大妃に呼び出され、何事かと困惑しながらも屋敷に向かうことになったヒョン。
敵だらけの宮廷で、大妃様はヒョンにとってヒュル以外の唯一の味方なのでした。
ヒョンは大君時代は大妃様と談笑するのが好きで、大妃様といるときはいつも気持ちが晴れやかになれました。
詩を持参して大妃様の元に通ったあの頃が、今思うと一番幸せな時間だったのです。
共にお茶をたしなんでいると大妃様は、実は昨日ウヌに、礼曹参判へ手紙を届けるよう頼んだ事を話しました。
ウヌの名前を聞いて、すこし硬い表情のヒョンが、そうですかと応えます。
世子にも考えがあってのことだろうと思うと前置きをし、大妃様は”このままだとウヌは宮廷での居場所がなくなってしまう”こと、そしてウヌがいじめられているということを切り出した。
ヒョンは初めて気づいたようにウヌがいじめられているのかと聞き返します。
ヒョンは、ウヌを思うと胸が締め付けられるように痛むことを自覚しました。
ウヌの存在は自分が思っていたよりも、ずっと大きくなっていたことを自覚しました。
また、大妃様はヒョンに対し、”紹介したい人”がいるともいいました。
それは礼曹参判チョ・イルムンの次男で、大妃様の甥御でもあったインホです。
インホは先日の殿試の騎蒭の試験で5発を命中させた”たったひとり”でもありました・・・
狂眼ネタバレ27話あらすじ
“ウヌが苦しんでいるかもしれない”そしてウヌの傷をインホの家族のものが手当てしたことを聞いたヒョンは居ても立っても居られなくなり、家臣にウヌを呼ぶように言いつけ、王妃様の部屋を後にしました。
その様子を見ていた大妃様は、ヒョンが激しく感情をあらわすようになっていることを心から心配しました。
インホはヒョンの怒りに驚いていました。
自分がウヌのことを口にしたせいで、想像以上に怒らせてしまったと反省するのでした。
そして、ウヌが美しくて純粋で、透き通るような人だったのは、世子の寵愛を受ける者だったからかと納得もしていました。
大妃様は、ウヌがヒョンの夜伽の相手をし、ウヌの身辺が大きく動き出したのは、自分が王妃と口争いしたのと同じころだったことに気づきました。
おそらく自分が王妃のやりくちに納得できず意見したことで、急遽ウヌが東宮殿によばれたのだろうと思いました。
まさかウヌがこれほどヒョンの心を揺さぶる存在になってしまうとは・・・
これはまさに”策士策に溺れる”だ、と大妃は王妃のことを笑ったのでした。
屋敷に戻ったヒョンのもとへ、ウヌが呼び出されてやってきました。
ヒョンはイライラと部屋の中をうろついてウヌを待っていましたが、ウヌの顔を見たら自分の気持ちを思い知ることになりました。
このモヤモヤする気持ちは「会いたかった」という気持ちなのだということに・・・
狂眼ネタバレ28話あらすじ
正直に話すように強く言うヒョンの目の前には、ウヌの傷だらけの脚がありました。
震えながら転んだと小さな声で答えるウヌ。
ヒョンは勢いよく立ち上がるとウヌの肩を掴んで座るよう促し、その行動に驚くウヌ。
血が付いた足袋を脱がせてウヌの足の傷の様子をきちんと把握するヒョン。
中宮殿の生菓房にうつってたったの二か月で、転んだからといってこん何も足に傷ができるものなのかとヒョンは不思議に思いました。
これも転んだ傷なのかと詰問するヒョンが不安そうなウヌの腕をつかみました。
すると、そこには包帯がほどけた下にひどい傷が見てとれたのです・・・
”これほど血が滲み出ているのに、こんないい加減な手当があるのか”と、おそらく手当てしたのであろうインホに悪態をつくとギリリと歯を食いしばります。
ウヌはヒョンから視線をそらし、”自分の不注意で火傷を負い食器を洗うと包帯が取れるので外した”と、言い訳をしますがヒョンには全く通用しません。
一体誰に炭を当てられたのかウヌに言わせようと強めに口にした時に、ヒョンは突然胸を押さえて苦しみだしました・・・
狂眼ネタバレ29話あらすじ
一体何をしているのかとヒョンの大声が厨房に響き渡りました。
女官たちが自分たちがしたことを、万死に値する罪を犯したと邸下に許しを請い恐れおののきながら地面にひれ伏しています。
なぜ邸下が怒っているのかといえば、頭から汚水をかぶせられたウヌが地面に座り込んでいるのです。
その横に身をかがめたヒョンは、自らの着物を脱いでウヌの肩にかけてあげました。
全身が汚れ、とても具合が悪そうなウヌの顔をなでながらウヌに誰を殺すか尋ねるヒョン・・・
それを聞いたジョンオクたちがブルブルと震えていました。
私をもって償うと言っているから、私は一体誰を殺せばいいのかと改めてヒョンがウヌに聞きました。
しかしウヌは”皆、邸下のために朝から晩まで身を粉にして働いている”とヒョンの怒りを鎮めようと頭を働かせます。
自分のことは心配しなくても大丈夫だと、ウヌは自らの手をもちあげると、自分の肩を抱くヒョンの手にそっと沿わせ、邸下がご夕食をお召し上がりになったから、自分は内医院に行ってくると、ヒョンを見上げて微笑んだのでした・・・
狂眼ネタバレ30話あらすじ
朝、目を覚ますとウヌの姿が寝床に見当た離ません。
慌ててヒョンが起き上がると、ウヌはヒョンの背後に目を伏せて控えていました。
なんでそんなところにいるのかとヒョンが聞くと、ウヌは目を覚ますと寝具に横たわっていたことが恐れ多くてと目をふせたまま答えました。
けれど帰れなかった…とウヌはつけ加えました。
そんなウヌにヒョンは、体調が悪いのかそれともウヌにまだ嫌がらせする者がいるのかと、頭に次々湧いてくる疑問を抑えることができません。
ウヌに理由を聞いても、身体はすっかりよくなったなどと嘘しか言わないのです。
ウヌを近くに呼びよせ、額を触るとまだ熱があります。
心配で医女に診察させようとするヒョンに、ウヌは自分で歩けるが、ただ邸下の顔をもう少しだけ目に焼き付けようとしていたことを顔を赤くしながら白状したのでした・・・
狂眼ネタバレ31話あらすじ
ウヌの心の声を聴き、具合が悪い時に抱くつもりはなかったヒョンですが、どうしても我慢することができなくなってしまいました。
ウヌを寝床に横たえると、自分の手で衣服を脱がせてウヌの身体を優しく撫でました。
そんなヒョンにビックリし思わず照れてしまい、手のひらで顔を覆ってウヌは真っ赤になってしまいました。
その様子を見てヒョンは改めて、ウヌのことを愛らしいと感じるのでした。
その時ウヌの目に、ヒョンの左肩にある深くて広い傷跡がうつりました。
覆いかぶさるヒョンの左肩にそっと腕を伸ばすと、ウヌは傷が花の形のように見えるとつぶやきました。
そして少しの間傷跡を見つめたウヌですが、そのまま顔を寄せて傷口をぺろりと自分の舌でやさしく舐めました。
おもわず声を上げるヒョンですが、ぺろぺろと舌で傷を愛撫するウヌはこの傷跡は美しい雄しべのついた花なのだと重ねて言います。
皆が気味悪がる傷痕を、ウヌが花と呼んでくれることに愛しさを感じ、ヒョンは傷痕に触れるウヌの腕を優しく取ると、そのままその腕にそっと口づけたのです・・・
狂眼ネタバレ32話あらすじ
ウヌを抱きしめることで初めて”悦楽後のぬくもり”を体験することができ、嬉しそうに微笑むヒョンに、ウヌも幸せそうに涙を浮かべて微笑みます。
そっとヒョンの肩の傷に手のひらを添わせて、不思議とこの傷のことがずっと頭の中から離れず、邸下がなぜ苦しいのか、何が苦しめるのか知りたいとウヌが話します。
ヒョンは何もないと言うが、その手でウヌをぎゅっと抱きしめます。
ウヌは傷痕に額を寄せ、邸下が持っているその毒を自分が食べてもいいかと真剣なまなざしでヒョンを見上げます。
ヒョンは眉間にしわを寄せているけど、優しくウヌを抱きしめるのでした。
そうして、あの18の時の戦について語りだしたのです・・・
狂眼ネタバレ33話あらすじ
戦の途中でヒョンをさらったのは、朝鮮の王家を恨むジョン・ヨリプの息子だったのです。
父王への忠誠を心に抱きながら、拷問に耐えるヒョンですが、そのヒョンに父親と違ってしぶとい”と言う盗賊。
ジョン・ヨリプといえば大同契の中心人物で、今や彼らは族滅に遭ったと思われていましたが、実は生きていたのです。
ジョン・ヨリプは、悪名高いギル・サムボンという盗賊と手を組み謀反を企てたとされていたのですが、実はギル・サムボンを実際に目にしたものはいないのです。
ジョン・ヨリプの長男は拷問にあったときにあまりの辛さに、存在しない架空のギル・サムボンを”存在する”と認めてしまったのでした。
そこでヒョンの父親は自分の政敵であるチェ・ヨンギョンをギル・サムボンとして処刑し、ジョン・ヨリプの長男も自らの手で殺してしまったと言います。
ジョン・ヨリプの息子は、熱されたコテをヒョンの肩口に当てながら、ヒョンの父親の悪行をつぎつぎと突き付けていきました・・・
狂眼ネタバレ34話あらすじ
あまりにも悲しい現実を突きつけられたヒョンはうなだれ涙を流しながら、ジョン・ヨリプの息子に自分を殺して欲しいと言い放ちました。
それが父王の意思ならば受け入れるとヒョンが諦念の表情を浮かべると、ジョン・ヨリプの息子があんな父親のために命をすてるなんて・・・と怒り出します。
しかし挑発的な言葉も、悲しい現実を突きつけられたばかりのヒョンの心には全く届きませんでした。
そして、ヒョンは拷問の中で意識を失い地面に倒れてしまいました。
ふと気付くと外が騒がしく、突然扉の向こうにヒュルが現れたのでした。
助けに来てくれたのか…朦朧とした意識の中で礼を言うと、今度はジョン・ヨリプの息子が血まみれで現れました。
ヒョンの口からどうしても聞きたいことがあると、たくさんの血で濡れた刀を振りかざしてヒョンに襲い掛かろうとしました。
けれどヒュルが返り討ちにし、ジョン・ヨリプの息子は地面に崩れ落ちました。
彼は最期にヒョンにどうしても聞きたかったことを口にしたのでした。
その内容は・・・
狂眼ネタバレ35話あらすじ
領議政が邸下と声をあげました。
そして、先の戦を乗り越えられたのは、民の力ではなく明の助けがあったからだと言うのです。
しかしヒョンは追及の手を緩めず、本当に明の助けだけが国を救ったのかと部下たちに怒り問います。
他にも、歪んだ心で民に目を向けているのではないか、そして戦後の苦労にあえぐ民を想う心を持てているのかと、民に寄り添う政治をしない部下たちを糾弾していきます。
度々上訴される防納も例外なく議題に挙げ、現状をきつく批判しました。
それを聞いていた領議政は心の中で、ヒョンに対してますます反感を強めていきます。
なぜなら防納は、領議政の一族を支える大事な資金源だったのです。
書筵を終えたヒョンですが、あの時のジョン・ヨリプの息子の批判と訴えを改めて思い出していました。
そして同時に領議政の発言も思い出し、必死に怒りを抑えようと堪えていました。
そんな時に、なぜかウヌの笑顔と声が頭の中に浮かびました。
あのウヌが言ってくれた、その毒を自分が食べてしまうので、これからもどうか健やかでいて欲しいというセリフとともに心を落ち着けることがなんとかできていたのです・・・
狂眼ネタバレ36話あらすじ
ヒョンは明の恩を忘れるなとしか唱えることができない領議政たちに頭を痛めています。
書筵のあとは報春亭に移動させたウヌに会いに行くことにしました。
ウヌは謙虚に、提調尚宮は自分には荷が重いと言うので、至密尚宮となることが目標だと言っていたウヌの希望を叶える形で書物を担当する至密尚宮として働かせることにしたのです。
実はウヌが至密尚宮に憧れるのには理由がありました。
はずかしがりながら口にしたのは、至密尚宮が髪に刺すかんざしが美しくて自分も刺したいという愛らしい理由でした。
ヒョンは報春亭に向かう途中、それを思い出しながら思わず声を出して笑ってしまい、その後ろを歩いていたヒュルと部下がびっくりし、顔を見合わせました。
報春亭に到着すると、一目散にヒョンは書庫を覗きにむかいました。
中では書物を両手に持ち幸せそうに微笑むウヌが仕事をしていました。
ウヌの髪には美しいかんざしが刺さっていて、それはウヌがヒョンに初めておねだりをした、紅玉がついた銀の美しいかんざしでした・・・
狂眼ネタバレ37話あらすじ
王妃インヘは父親から、書筵でのヒョンの言動や様子を聞いてからいぶかしがっていました。
王妃陣営への宣戦布告かとも思いましたが、父親は違う気もするといいます。
世子の意中を把握できてない父親を責める王妃ですが、最近のヒョンは情緒が不安定でなく、どことなく今までと違い変化がみられると父が言うのです。
世子の弱点は情緒不安定なところであって、その唯一の弱点がなくなってしまっては・・・
事実、ヒョンの様子はウヌと会うようになってから変わってきていました。
苦虫を嚙み潰したような表情を浮かべていると、インヘの息子・大君が保母尚宮とともに入室してきたので、途端に母の顔になるインヘですが・・・
まだ足元がおぼつかない幼い大君はころんでしまうのですが、聡明な様子で涙を拭き、大丈夫だと背筋を伸ばすのです。
勉学にもはげんで、退室の際は丁寧にお辞儀を残してその場を去っていきました。
傍にひかえたチュ尚宮が、大君が秀でていて、輔養庁で師傅と輔養官をつければきっとゆくゆくは…と申し出るが、王妃はそれを遮りました。
世子であるヒョンが健在である限り、世継ぎを育てる輔養官を付けることはできないのです・・・
狂眼ネタバレ38話あらすじ
書筵場での世子の発言で大北派が揺れ動いて、世子は分朝を率いて手柄を立てたこともあるから大義名分のない廃位は困難だと書かれた報告の手紙を王妃はぐしゃっと握りしめました。
傍らでは保母尚宮に抱かれた大君がすやすやと眠っていて、自分の子の寝顔を母親の優しい表情を浮かべて王妃は思うのです。
自分の子(大君)の方が、品格や知性が並外れていて、まさに主君にふさわしいと・・・
ある日、王妃たちは大君に新しい衣装を着せて庭で遊ばせていた時、大君がとても気に入ったというその新しい衣装は紫的龍袍、いわば王世子がまとう礼服だったのです。
そのとき、走っていた大君が偶然その場に現れたヒョンにぶつかってしまい、ヒョンももちろんその衣装と意味に即座に気づきましたが、ヒョンは何も言及せずに大君をひょいと抱き上げて、衣装のすばらしさを褒めたのです。
また、以前王妃がウヌに黒い飴を贈ったことをも話題にし、自分が選んだ女官は気に入ってもらえたかと王妃がヒョンに言います。
けれどヒョンはにっこり笑い、”そんなことをする必要はもうないはずだ”と切り返したのでした。
先ほどの報告の手紙をろうそくの火で焼きつつ、その日のことを苦々しく思い出す王妃ですが、ヒョンの気に入らないところがどうしても目についてしまうのです。
例えば、王妃のことを認めないあの目、どんな挑発にも動じないあの態度、そして王妃を蔑むようなあの目が憎くてたまりません。
世子の全てが燃え尽きることを心から願っていると、王妃は燃えていく手紙を見ながら、そんなことを思っていたのです・・・
狂眼ネタバレ39話あらすじ
保母尚宮が大君を抱きながら王妃の自室から戻ろうと歩いている時、王妃の部屋に向かうジョンオクに出会いました。
今日の夕方から中宮殿の至密に戻ってきたといいます。
保母尚宮は去っていくジョンオクの背を見送りながら、不安を覚えたのでした。
それは、世子の寵愛を受けた女官をいびって追い出されたジョンオクを、王妃はどうして呼び戻したのだろうかと・・・とても不思議だったのです。
霊媒師に大君の命式を見せた王妃は、霊媒師に聖君になられる資質をっ持っていると言われたことについて非常に満足していました。
しかしまだ世子が健在で、自分の顔色を窺って言葉を述べているのではないのだろうかと、霊媒師に釘をさすことを忘れない王妃。
しかし霊媒師は王妃の言葉には全く動じず、むしろ神のお告げに偽りの言葉はないと言い渡しました。
次に世子であるヒョンについて占ってもらうことになりました。
ヒョンの似顔絵に指をかざし、読み取ろうとする霊媒師ですが、その顔がみるみるとこわばっていき、そして言うのです・・・
聖君になるのか晴君になるのかわからない、肖像画に手をかざしただけで指先が焼けつき、これは紛れもなく竜の目だと・・・
世子は”千年を抱く竜”というもので、大君が何人いたとしても、全部食らって王になる運命だと・・・
狂眼ネタバレ40話あらすじ
ウヌは夜道を急いで帰っていました。
手元のメモには仕事内容が書き連ねてあり、最近はとても忙しくしているのです。
少し休んで帰ろうと、建物のそばに腰かけて夜空を見上げて息をつきました。
空には美しい満月が出ていて、見上げるなんていつぶりだろうと考えていました。
ですが、退膳間よりは楽な仕事で、ウヌはすぐに内容を覚えることができました。
ふと腰に下げた小袋の存在を思い出しました。
中にはヒョンがくれた油菓がたくさんはいっています。
ウヌは大事そうにひとつを取り出し、嬉しそうにほおばります。
疲れたときに食べるこのお菓子が、疲れを吹き飛ばしてくれる気がするので、ウヌにとってこの時間はなくてはならない憩いの時間です。
そう思いながら食べていると”ゴホン!”と咳払いの音がし、びっくりするウヌ。
立っていたのはまさかのヒョンで、そんなに油菓がうれしいのかとヒョンは声をかけてきました。
顔を赤らめて慌てて菓子を後ろに隠すウヌに、”また用意させる”とからかいながら笑うのでした。
顔を赤くしながらウヌは、ヒョンがなぜこんな時間にこの場所にいるのか聞きました。
気分転換に外の空気を吸いに来たと答えるヒョンに、ウヌはまだなにか悩みがあるのだろうかと心配になってしまいます。
ヒョンは悩みは常につきないけど、と前置きし”いい加減、水に流すことも覚えないといけない”と夜空を見るのでした。
それはウヌが少し前にヒョンに伝えた言葉でした・・・
狂眼ネタバレ41話あらすじ
殿下が寝殿の敷居をまたぐ手前で倒れたことを聞き、あの霊媒師の予言の通りになったことに驚き、王妃はその場で気を失ってしまいます。
やっと目を覚ましたばかりにもかかわらず、世話係が止めるのも聞かずに大殿に向かって言ってしまいました。
しかし、せっかく到着したにもかかわらず、中に入れてはもらえません。
王妃が殿下に会うことを誰が止めるというのだと門番に問うと、主御医であるヤンピョン君大監の指示であり、殿下からもそうするように言われたのだと答えたのです。
殿下がそう言ったことに対してショックを受けてしまった王妃。
そして門番は、世子も入ることなく帰って行ったことを伝え。
世子は今どこにいるのかと問うと、ヒョンは殿下の病を心配して、衣服を脱いで火を焚いてない熙政堂の一室にこもっていると伝えられます。
それを聞くと王妃は険しい顔で踵を返していき、霊媒師をいますぐ呼べと尚宮に命令しましたが、察しのいい尚宮は、もう使いをやったとうやうやしく答えます。
王妃はどうしていいかわからず震えていました。
なぜなら、神のお告げを伝える者に、自分が手を上げ無礼を働いてしまったことが不安でしょうがないのです・・・
狂眼ネタバレ42話あらすじ
殿下は春を迎えられないと霊媒師は冷酷に予言しました。
じゃあどうすれば、春を迎えられるようになるのかと、王妃は真っ青になり霊媒師にすがりました。
しかし霊媒師は、”たとえ空の神、大地の神、海の神を味方につけたとしても、怒りに燃える千年の竜を止めることなどできない”と突き放しました。
王妃はどうしたらいいのか考えを巡らしながら、自らの髪を飾る豪華で煌びやかなかんざしを、霊媒師に差し出しながら訴えたのです。
大君は自分の全てだから、大君の命が助かるなら自分はなんだってすると決意を霊媒師に伝えました。
両掌で顔を覆って泣く王妃に、霊媒師は少しだけ考えると”自分の命をかける”と王妃に背を向けたまま言いました。
慌てて顔を上げる王妃。
ですが、霊媒師は次に残酷な言葉を口にしたのです。
それは自分以外にも、他の者の命もかけなければいけないと・・・
狂眼ネタバレ43話あらすじ
ヒョンは礼曹参判チョ・イルムンを呼び寄せて、政の話をしていました。
チョの次男であるインホは、かの殿試で活躍を見せた男です。
武芸に秀でているのに、文科の及第者でもあると知って、ヒョンはとても驚いたのでした。
それを考えると今のインホの任されている官位は、決して満足のいくものではないはずなのです。
父親であるチョに対しそのことに触れながら、やんわりとインホの今について何か不満を持っていないのかを会話の中で探ってみようと思ったのです。
チョはさすがに立派であり、たとえ息子の官位が自分にとって満足なものではなかったとしても、きちんと飲み込んでいる様子でした。
ヒョンも穏やかに会話を終え、チョの退室を許可しましたが、チョは少しだけ沈黙し、少しずつですが語りだしました。
”インホが15になった年に、周易を教え込んだことがあり、あの頃も今も親の意に背いたことは一度もなく、親を裏切らないこと、そして天を裏切らないことこそが忠と孝であることを常に実践している”とそう言ってチョはしっかりとヒョンの目を見ました。
それは、中立的なチョが”ヒョン側につく”と遠回しに表明したことになるのです。
ヒョンは感慨深く思いながら武芸と学徳の高さは参判大監あってのものだから、子は親を見て育つと微笑みながら返したのでした・・・
狂眼ネタバレ44話あらすじ
昔はとても可愛かったのに、すっかり可愛げがなくなったと話す突然のヒョンの言葉に、
少しの間だけキョトンとしてしまったウヌでしたが、言葉の意味を改めて飲み込んで、一気に赤面してしまいました。
昔会った時に、鼻水まみれで泣いたときのことを、ヒョンは覚えていたようなのです。
真っ赤な顔を手のひらで隠すウヌを、ヒョンは顔が赤くなったとからかいながら、楽しそうにほほ笑みました。
ウヌはそんなヒョンに思わず”まさかそんなことまで覚えているなんて”と恥ずかしそうな表情を浮かべながら訴えるので、ヒョンは覚えていないと思ったのかと笑うと、あの日読んだ詩を”まだこの詩が好きなのか?”とウヌに聞きました。
はい、美しい詩で自分がその詩をことをどれほど思っていたのか、ウヌは頬を赤らめながらうつむいて答えました。
ヒョンがその懐かしい思い出のこもった詩を書いている間に、ウヌは少しだけ胸のつかえを感じながら静かにヒョンを見ていたのです。
なぜかというと、”流れるべきものと、流すべきもの。”この詩はまるで、ヒョンと自分を指しているようだと考えていました。
だからどうしてもこの詩を「好き」とは口に出して言えなかったのです・・・
狂眼ネタバレ45話あらすじ
ウヌに少し強引に口づけたヒョン。
その熱いまなざしとは違い”顔を赤らめるなんて姑息な手を使って自分の心を掴めると思っているのか”とあおる言葉をウヌに言います。
けれどウヌはまっすぐヒョンの瞳を見つて、”邸下の心は切実に求めているが、それが叶わなくてももう構わない”と答えたのです。
それほどの思い出はなかったということなのかと、強い瞳で問い返すヒョンに、ウヌはぎゅっと手を握り締める”違う”と答えました。
自分の思いが、切実だからこそ不安で、切実な思いが私の身体や頭を満たし、邸下がすべてを与えてくださらないことを恨んでしまいそうで怖いのだとウヌはヒョンに伝えたのです。
そう伝えたウヌに、ヒョンは”ウヌは何もしていないし、縋り付くことも恨むことも求めることも、何一つしたことがないと思いがけず口にしてしまいました。
ウヌの両肩を掴んでそう言うヒョンに、ウヌは手をそっと添えると深い思いを口にしたのでした・・・
狂眼ネタバレ46話あらすじ
ウヌを押し倒しながら、ヒョンは”ウヌが目立つ女官でなくてよかった”といいました。
もしウヌが尚宮だったら、自分は”お上の女”に手を出すことになっていた・・・と
ウヌは冗談が上手だと笑うが、ヒョンは本当のことだと真面目な顔をして返したのでした。
そして、なんとしてもウヌのことを手に入れようとしたと続けると、ウヌの上に覆いかぶさりました。
ウヌはヒョンの下で胸が高鳴ってしかたがない思い出いました。
自分がみだらだからなのか、どうしてなのか理由は分からないけど、顔を真っ赤にしながら、思わずヒョンの真剣なまなざしから顔をそむけてしまうのです。
ヒョンはそんなウヌを見てまだ夜伽をすることに慣れないのかと勘違いをしてしまったのです。
ウヌはあわてて、そういうわけではなくて、邸下の身体を見ていると、胸が高鳴ってしまうと白状したのでした。
それを聞いたヒョンは思わず嬉しくてニコッと笑みを見せます。
なら本当かどうか、確かめてやると、ウヌに手を伸ばすのでした・・・
狂眼ネタバレ47話あらすじ
ヒョンはウヌに自分で跨ってはどうかと提案します。
そんなヒョンにウヌは驚いてしまいヒョンが何を言っているのかがよくわからず、邸下にまたがることはとんでもない行為ですし、それは掟に反してしまうとウヌは戸惑いながら邸下に進言します。
掟などもうすでにどれも破っているのだから気にするなと、ウヌだから体に跨ることを許すという邸下に、自分はどう上に乗ればいいのか初めてのことでよくわからないウヌはヒョンに尋ねます。
早く緊張を解いて近くに来いというヒョンに従い、ウヌは手を引いてもらいながらヒョンの上に跨るのでした・・・
その後の教えをこうウヌに、教えることはないから優しく自分で動いてみろと優しく言うヒョン。
最初は恥ずかしがっていたウヌも、今では自分から動くことができるようになり、下にいるヒョンの顔を見ていると自分もどんどん我慢ができなくなってしまうのでした。
お互いに心と体を感じていたい気持ちが高まり、どんどん激しくなっていきます。
今まで過ごしてきた夜の中で、これほど温かく深く感じたことはなかったと、ウヌはこの夜の記憶は永遠に私の思い出になると自分の心に深く思うのでした。
場面は変わり王妃宮にて、今は邸下も少し気力を取り戻したが、春を迎えるのは厳しいとジョクムの予言で言われたので備えたいと、王妃は話します。
しかし、心配しなくても世子は衆論を集め廃位すればいいだけで、元から世子には持病があり発作を起こすたびに理性を失い凶暴になるので、そこに子を持たないことと不孝の罪を被せれば十分廃位は可能だと近しいものはそそのかします。
ですが、最近発作の起こらないヒョンに足を足をすくう暇も無いと伝える王妃。
そんな王妃に、明に使いを送ったと伝えます。
冊封について探りを入れ、今回も難しそうだったから折を見て世子を刺激し、隙を作らせれば良いというのです。
それに付け加え、世子が発作を起こせば前回の殿試で剣を抜いた罪もとえるし、そうなれば逆心を抱く理由にもなると言います。
そんなにことが上手くいくかと言う王妃に、心配するなと周りの人は言いますが、世子が宮中にいる限りは困難だと言い切る王妃。
どうにかしてヒョンを宮廷から追い出したい王妃に、近々講武があり、軍事訓練も兼ねての狩なので、世子も参加しに宮中から外出するであろうということです。
しかも、横城は虎が出没する地域です・・・そこでこれから何がある?
狂眼ネタバレ48話あらすじ
横城は虎が出没する地域で、それがどうゆう意味なのかわからない王妃が領議政に問います。
逆心を抱いているように見せかけるのであれば側近である大北派を始末しないといけないけれども、先に恭岸君を排除すると大北派の始末が後になってしまう・・・
ですが、虎は痕跡を残す獣ではない・・・始末するならその時だと王妃に進言します。
しかし王妃の母はもし失敗でもしたらと心配で、世子が自分たち一族を皆殺しにすることはないから今からでも世子に取り入ろうと告げようとするのですが、その言葉を王妃は途中で遮りました。
王妃はジョクムに言われたことが気がかりでどうしようもありません。
今日はもう遅いので最善の策を考え改めて伝えると伝えた王妃の元を両親は後にしました。
近いうちにジョクムをもう一度呼びつけようと王妃は考えるのでした。
後日・・・王の寝殿にて。
臣下が主君の身を案じるのは当たり前だという領議政ですが、王に頼みがあるとお願いをされます。
自分は先がもう長く無いから、譲位を考えていると伝えるのです。
そんな殿下に、まだこの国には殿下の力が必要なのでどうか今一度考え直して欲しいと頼み込むのでした。
しかし、気持ちはわかるけれど、そうゆうことならば世子の摂政でもさせてくれないかと言いながら、殿下は備忘記を領議政に託しました。
計画を早めに実行することを余儀なくされた領議政は王妃にそのことを伝えました。
ジョクムに今日中に手紙を書かなければならないと思っていた矢先に殿下が倒れたと女官が大急ぎで王妃を呼びにきたのでした。
先に来ていた世子の様子の変わりように王妃は驚きました。
いつのは冷ややかだった世子が暖かく柔らかな空気を纏い、活力がみなぎっているのです。
そして、殿下を父上と呼ぶ世子に対して違和感を覚えていると、ふと殿下が領議政に備忘記を渡したことをヒョンに伝えます。
初めて聞いたヒョンは聞いていないと答え、王妃を睨みつけるのでした・・・
狂眼ネタバレ49話あらすじ
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狂眼ネタバレ50話あらすじ
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狂眼ネタバレ51話あらすじ
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狂眼ネタバレ52話あらすじ
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狂眼ネタバレ53話あらすじ
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狂眼ネタバレ54話あらすじ
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狂眼ネタバレ55話あらすじ
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狂眼ネタバレ56話あらすじ
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狂眼ネタバレ57話あらすじ
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狂眼ネタバレ58話あらすじ
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狂眼ネタバレ59話あらすじ
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狂眼ネタバレ60話あらすじ
激しくウヌを抱く邸下。
ウヌは我慢が出来ず声を漏らすウヌ。
邸下は一度果てたはずが、さらに激しくウヌを求めます。
ウヌの乳房を激しく掴み、キスをする邸下。
快感にもだえるウヌ。
激しく抱き合った後、ウヌはその幸せの時間を噛みしめて邸下の腕の中で時がこのまま止まればいいのに・・と願うのでした。
場面は変わり、ジョクムとチュ尚宮が話しています。
準備が順調かを尋ねるチュ尚宮。
王妃から頼まれたチュ尚宮は、ジョクムに邸下を黒呪術にかけるように準備をしていたところでした。
黒呪術に必要な鶏の頭をジョクムに手渡した、チュ尚宮。
いくら王妃の為とはいえ、その黒呪術の気味の悪さに思わずゾッとするチュ尚宮。
ジョクムは順調に黒呪術の準備を進めていました。
しかし、邸下に黒呪術をかける準備を進める中でジョクムには一つだけ気になる気配を感じていました。
本来、氷のように感じる邸下の近くに感じる春のような気配・・
その気配が黒呪術の邪魔になるかもしれない、と懸念するジョクムはその事をチュ尚宮に伝えました。
その気配を取り除かなければ・・
そして、母の崇めていた邸下をついにこの手で落とすのだ・・とジョクムは誓うのでした。
狂眼ネタバレ61話あらすじ
話は数十年前に戻ります。
大人に蹴り倒される少女がいました。
そこにある女性が通りかかり、「どうしたのか?」と声をかけ、少女を助けます。
その少女は幼き頃のジョクムです。
助けたのは朝鮮一の霊媒師ジョクラという女性でした。
幼い頃から、先の未来が見えてしまう不思議な力を持ったジョクムは幼い頃、孤児でした。
物乞いの際、つい食べ物を与えてくれたその人の母が「明日、死ぬ」と予言してしまい、せっかく助けてやったのに不吉なことを言うなと蹴り飛ばされてしまったのです。
少女が自分と同じ運命を歩む者だと感じた、ジョクラは幼いジョクムを助けたのでした。
ジョクラは孤児だったその子にムイという名を与え、自分を母とし一緒に暮らし始めます。
ジョクラは世子邸下にお仕えする霊媒師でした。
ムイ(ジョクム)はずっと孤児であったせいか、激しい「欲」を持っていました。
そのムイ(ジョクム)の考えをジョクラは正します。
「欲を捨てなければ祟りに遭う」「欲を捨てて人に尽くせば、いずれその徳は自分に返ってくる」と人のために生きなさいと教えたのでした。
しかし、ムイ(ジョクム)には人に対し、施し、徳を積むというジョクラの考え方がまったく理解できません。
そして、ムイ(ジョクム)自身、自分に”神気”があることも理解していました。
自分はジョクラのような生き方はしないと決めていたムイ(ジョクム)は、自分の邪魔をする者はすべて排除すると、ついに母となってくれたジョクラに毒を盛り、殺してしまうのです。
ジョクラは最後の力を振り絞って言います。
自分を殺そうとも、自分が慕う世子邸下を殺めることはできない、と。
しかし、ムイ(ジョクム)にその言葉は届きません。
最期までムイ(ジョクム)を心配し、欲を捨てて自分の運命から逃れなさいと伝えたジョクラでしたが、ムイ(ジョクム)は世子邸下を殺し自分の欲に走ろうとします。
自分はあなたのようにはならない、と・・・。
話は現代に戻ります。
ウヌと邸下は、数年前に邸下が字の練習に書いた書物を一緒に見ています。
そして、その書物からヒラヒラと一枚のメモが落ちました。
邸下は、そのメモを懐かしそうに見て、昔ある女性にもらったものだと話ました。
そのメモとある女性が気になり、不思議そうに世子邸下を見上げるウヌでした。
狂眼ネタバレ62話あらすじ
女性からの手紙ということで恋文なのかと疑うウヌ。
しかし恋文ではないと邸下は先回りしてウヌに伝えます。
どうして開けてもいないのにわかるのかと問うウヌに、当時の彼女は恋文を書くには年をとっている女だったと当時のことをゆっくり話し出します。
邸下が幼い頃雨乞いの儀礼が行われた際に霊媒師を呼び、その儀礼を取り行った霊媒師から渡された護符なのだと。
仙女のような、神仙のような不思議な霊媒師で、名前はジョクラだというのです。
紙を渡す際にジョクラはヒョンに、”28から29を迎えられる冬に私が邸下を守る。その年の冬にこの護符を身につけてください”と使えながら紙を手渡しました。
遠い先のことなのにあの霊媒師は何を守ると言ったのかわからないけれど、邸下は29を迎える冬に自分のことを守ると言ってくれた言葉を信じ、護符を身につけると決めました。
そんなヒョンにウヌは懐から茉莉花の香袋を取り出し、これに入れて内側に下げて欲しいと手渡しました。
そんなウヌにヒョンは、ウヌの香りと一緒に護符を持ち歩けることがありがたいと言うのでした。
その時邸下はウヌの目が潤んでいることに気づき、どうしたのかと問います。
その問いにウヌはジョクラといえば朝鮮で名高い霊媒師だが、もう亡くなっているという噂を聞いたことがあり、亡くなった人がどうやってヒョンを守るのかととても不安だと話すのです。
それでも、神の子と呼ばれたジョクラの護符だからひょっとすると矢を弾き飛ばしてくれるかもしれないとヒョンは言います。
それに対してウヌも”そうに違いないし、万が一何かあった時は必ず守ってくれるだろう”と涙を流しながら言うのです。
そんなウヌを優しく抱きしめながら、ヒョンは自分に何かあってもウヌだけでも護符に守られるように願うのでした。
そんな中、場面は変わり儒党派の会議にて・・・
チョ・イルムン大監は今回の計画に必要な人物であり、大妃の国王冊封権、南人の支持や世子の至近それら全てが揃っているのです。
そのチョ・イルムン大監が自ら身内になってくれるとはとてもありがたい話です。
そのチョ大監が、講武で腕のいい弓使いが必要なのかとの問いかけに対し、一度に命中させるだけの腕がないと困ると。
それに対しチョ大監は、難しいことではないので息子のインホにやるように声をかけます。
虎を捕える講武に虎の字の付く名前の弓使いや、虎と虎が虎を狩ることになるのかと、周りの人たちが面白がって口々に言っているのを横目に、インホは先ほど父に手渡された紙を燃やすのでした。
場面は変わり、ウヌはヒョンのお使いで町に来ています。
外に出ることが久しぶりで心が躍っているウヌですが、少し気がかりなことがあります。
ウヌが外に出るようなことはめったに頼まないヒョンに、紙屋に行き書礼を書く紙を選んでくるように頼まれたのです。
きっとこの紙屋には凄くいいものがあるのかとワクワクするウヌ。
紙屋の主人が奥から出てきて、どのような紙を探しているのかウヌに問います。
その問いかけにウヌはお上に差し上げる紙を探していることを伝え、それに相応しい紙を店主が見繕ってくれました。
その中から雪花紙を選び、包んでもらっている間にふっとウヌは、奇麗な紙を見ると書写がしたくなってしまったなと考えていました。
そんな時に、紙屋の店主から声をかけられます。
近頃邸下は変わりないかと心配する声でした。
根も歯もない噂を広める迷惑な人がいて、邸下の妙な噂を流しているようです。
するとウヌの後ろから、狂症の噂かと男性が割って入ります。
ウヌと店主がその男の顔を見るとなんとそこには・・・
狂眼ネタバレ63話あらすじ
ウヌが街で買い物をしながら邸下の噂の話を店主としていると、横から男性が話に割って入ってきたのです。
ウヌはその人物の顔を見て驚きました。
その人物はまさかのヒョンだったのです。
世子の立場でありながら、ただ散歩をしにきただけだというヒョンにウヌは驚いてしまいます。
きっとヒョンは元からこのお店でウヌと待ち合わせるつもりでお使いにいかせたのかもしれません。
にこやかに話している2人にサンドルという少年がぶつかってしまい、サンドルは食べていた飴を落としてしまったようで、泣いてしまいました。
そんなサンドルにヒョンは、とても優しい穏やかな顔をしながら、家族と一緒に飴を食べられるよう、お金を渡しました。
最初の頃のヒョンじゃ考えられないほどの変化です。
それだけ、ヒョンにとってウヌの存在が大きいということがわかりますね。
デートをとても楽しんだ2人ですが、デートの最後にはヒョンからウヌへのサプライズプレゼントがありました…
狂眼ネタバレ64話あらすじ
ヒョンがウヌへプレゼントした服は、世子嬪が着るようなとても華やかなものでした。
ウヌは普通着ることも叶わないような素晴らしい服です。
子供を産むことができないウヌはヒョンの妻となることはできません。
ですから、そんなウヌに対してのサプライズプレゼントだったのでしょう。
ウヌは今だけでも夫婦に見えるように、ヒョンと街を歩きたいと提案します。
それをよしとしたヒョン。
早速もらった服を身に着けたウヌはとても美しく、そんなウヌをしっかりとエスコートしながら歩くヒョンはどこからどう見ても素敵な夫婦です。
そして、街をデートしている2人は世子と女官としての立場などは関係なく、楽しく他愛の無い会話を楽しみながら、幸せなデートを最後まで楽しみました。
デートの終わりには、ヒョンからウヌへもう一つのプレゼントがありました。
部屋に帰り、そのプレゼントを開けると中には女官にはもったいないようなかんざしが入っていて…
狂眼ネタバレ65話あらすじ
早速かんざしを身に着けたウヌの元に現れたのはヒョンだったのです。
先程別れたばかりなのにもう会いにきてしまうなんてウヌはとても愛されていますね。
しかし、ヒョンが会いにきたことにも理由がありました。
世子嬪のような服を身にまとい、きらびやかなかんざしを髪に刺す姿を見るためだったようです。
ウヌの素敵な姿を目に焼き付けるためにどうしてもすぐに会いにきたかったのです。
その後、2人はお酒を飲み交わしまるで本当に結婚をしたかのような状況にウヌは泣いてしまいます。
それほどウヌは叶わない想いに苦しんでいました。
ずっと側にいて、ヒョンのことを支えたいのに、子どもを産めないので叶わない。
そんな葛藤をきっとずっと繰り返してきたのでしょう。
そして、そんなウヌにヒョンからのさらなるサプライズ。
ヒョンがまだ小さい頃に書いていた詩集をプレゼントしたのです。
2人の出会いのきっかけは詩でしたし、2人の思い出と言っても過言ではありません。
ウヌにとっては今日1番のプレゼントだったのでした。
狂眼ネタバレ最新話66話のあらすじ
現在執筆中です!
少々お待ちください☆
狂眼ネタバレあらすじ最終話の結末は?

ここからは気になる狂眼の最終話の結末を考察していきたいと思います!
結末をまだ迎えていない狂眼ですが、最後はどうなって最終話を迎えるのでしょうか?!
また狂眼と言えばやはり、なかなか強烈なウヌに対するいじめの結末が気になりますよね!
私もここまで狂眼を読んできてウヌと邸下のお話しや、宮中の渦巻く陰謀、邸下の家族間のゴタゴタなど、ハラハラドキドキしながら読み進めてきました!
では早速、狂眼の結末、最終話を予想したのでお話ししていきますね☆
狂眼ネタバレ最終話の結末を予想①:ウヌと邸下の関係
邸下とウヌ、お互いにとってとっても大切な人になりつつあると思いますが、これからの展開は2つほど考えられると思います。
- ウヌが自分の夢を諦めて邸下と結婚をし、家庭を築いていく道
- ウヌが夢を諦めず大好きな邸下と結婚をしない道
どちらの最終話の結末もいいとは思いますが・・・
①の場合はウヌの場合問題が色々出てくる可能性が・・・
- 一つ目がウヌに世継ぎを産むことができるのか
- 二つ目は夢を諦められるのか
- 三つ目は王妃になる覚悟があるのか
の3点が非常に気になってくるところですよね。
ですが、①の場合でも②の場合でも私は邸下よりウヌの幸せを願っているので、どちらを選んでも物語の中で最後が幸せならいいのかなと思っています!
狂眼ネタバレ最終話の結末を予想②ウヌは妊娠できず子供ができない?
現在執筆中です。
狂眼ネタバレ最終話の結末を予想③:ウヌはいじめに負けず尚宮になれるのか
ウヌはずっと自分の夢に向かって宮中で真面目に仕事をこなしてきました。
けれど、邸下と結婚するということは尚宮の夢を諦めて将来は王妃になる運命になってしまいます。
邸下のことが好きなウヌは私の予想では夢をあきらめ、邸下と結婚する道を選ぶと考えますが、作品中にウヌは世継ぎがつくれない体だと言われていました。
そこがネックになってもし邸下に求婚されても、世継ぎのことを考えて邸下のことは大好きだけれど、身を引いてしまうという選択をしてしまう可能性もあるのではないでしょうか?
その場合私の読みでは、身を引いてしまったので邸下は違う人と結婚して、ウヌは当初からの自分の夢であり目標の、尚宮になるのではないかと考察してみました。
狂眼ネタバレ最終話の結末を予想④:王妃の企みは成功する?
霊媒師を使ってまでヒョンを殺そうと企む王妃ですが、霊媒師の力で発作を起こしかけたことも考えると、この方法は殺すのに有用なのだと思います。
実際に私はこの陰謀は成功してヒョンが死にかけてしまう結末もあるのではないかと考えています!
死の淵から生還し、王妃を今度こそ徹底的に排除してしまおうとするヒョンを、ウヌによって止められ、殺すまではしないのではないかと思います!
ウヌをいじめていた女官の件で、人を許すことを覚えたヒョンであれば、王妃を殺さずに追放したりなど、他の方法をきっと考えられると思います。
狂眼の見どころ

この漫画『狂眼』のみどころは、宮廷の身分違いラブストーリーですが、それを思わせないぐらいのウヌの清らかさ。
そして、邸下のウヌへの愛の深さが話数を追うごとに深まってきて、今後の展開がものすごく気になってしまうというところではないでしょうか?
そんな私も、ウヌと邸下の心の変化に毎回キュンキュンさせられています!
ウヌはこれまでイジメをされても自分をいじめていた人たちを邸下に殺させることなく、自分は邸下と過ごせるだけで幸せという気持ちが話の中から伝わってきて、本当にウヌの純粋さと優しさには頭を下げることしかできません。
これからもどんどん幸せになって、ハッピーエンドで終わって欲しいと思っています。
狂眼の最新話までの感想

最新話61巻ではジョクムの過去が明かされ、心の綺麗な女性にせっかく救われたジョクムでしたが、その母となってくれたジョクラの思いは届かず、非常に残念でした。
そしてその恨み、妬みは非常に深く、人を恨めしく思う気持ちが強すぎて読んでいて何だか苦しくなりましたね・・
孤児という辛い経験をしてしまったが故に、こんなにも人に対して絶望してしまっていたのだとジョクムの過去にはなかなかの衝撃がありました。
ジョクラ(母)の思いをどうか受け継いで欲しかったです。
最終的にもちろん、ジョクラに邸下がやられてしまうことはないと思いますが、かなりの黒呪術を操りそうなので、邸下の今後が心配ですし、その前にウヌもまた痛い思いをしてしまいそうではらハラハラしますね。
次回の最新話では邸下とジョクラの出会いも描かれそうなので、どんな関係であったのかも楽しみです♪
狂眼を読んだ人の口コミや評価は?
いろいろな方の感想や評価をみていると一番多かったのは言葉がわからないけれど雰囲気で読んでいるというものでした!
かくゆう私も読めない字が結構あります。
でも絵がわかりやすいので、なんとなくこうかなで読めてしまいますよね!
私も皆さんと一緒でハッピーエンドになってくれる事を願っています!
まとめ

こちらの記事では、狂眼ネタバレ全話のあらすじや、最終話の結末の考察、感想をお話ししてきました!
狂眼は王宮身分差ラブストーリーとなっています!
ちょっと大人な要素もある狂眼ですが、個人的な感想としては純愛要素もあり、ウヌの純粋で真面目なところに私はとても惹かれました!
またウヌがなかなかつらいいじめに遭いながらも、それをグッとこらえたり、邸下が助けてくれるところにはやはりキュンとしますね。
このまま最終話までそのまま素敵なウヌを貫いて欲しいなと私は思っています!
それにしても今は、最終話の結末が今はとっても気になっています。
まだまだ続いて欲しいですが、やはり最後がとっても気になりますし、たくさんのことが予想できる今がファンとしてはとても楽しいですよね♪
最後、ウヌにはいじめを乗り越えてやはり邸下と結ばれて欲しいです。
また、狂眼の最新話が出次第、ネタバレ全話あらすじを随時アップしていきますので、ぜひこちらをチェックしてくださいね♪