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レジェンド&バタフライ大コケ?赤字の興行収入でタイトルもダサい?

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大ヒット上映中の「レジェンド&バタフライ」。

俳優陣の演技を絶賛する声や「何度も観に行った」といった声もたくさん見られる一方で、少ないながらマイナスな意見も見られました。

  • 「思っていたよりガラガラで空いていた」
  • 「期待値が高かっただけに大コケ?」
  • 「タイトルがダサい」
  • 「興行収入は赤字か?」

感性や好みは人それぞれなので、映画などの芸術作品で賛否両論があるのは当たり前です。

しかし、せっかくお金を払って映画館で観るのなら、事前の評判が気になるという方もたくさんいるのではないでしょうか?

本記事では、低評価の理由について次の3つに分けて考察していきます。 

  • レジェンド&バタフライは大コケ?
  • レジェンド&バタフライはタイトルもダサい?
  • 映画の興行収入は赤字か?

レジェンド&バタフライをこれから観に行く人も、もう見終わった人も、ぜひ本記事を読んで様々な意見を参考にしてみてくださいね!

 

レジェンド&バタフライは大コケ?

レジェンド&バタフライについてのSNSの投稿はほとんどが俳優陣の演技を絶賛する声や、何度も見たくなったというプラスの意見でした。

「こんなに満員の映画館は久しぶりだ」といった声も見られる一方で、映画館が「ガラガラだった」という声もありました。

賛否両論あるようですが、大コケと言われる理由はマイナスのコメントが誇張されたことが、原因の1つかもしれませんね。

つい先日、私が映画館を訪れた際にはたくさんの人でにぎわっていましたので、映画館へ足を運ぶ人の数自体が少ないわけではなさそうです。

しかし大コケだったとも思う方も少なくはないため、レジェンド&バタフライが大コケだと言われる理由について調査していきます。

 

レジェンド&バタフライの観客動員数は?

レジェンド&バタフライが実際にどのくらいの観客動員数を達成したのかを、調査してみました。

<レジェンド&バタフライ観客動員数>

2023年2月26日時点

  • 公開から31日:169万4304人

公開から31日時点で約169万人という結果になっておりました。

169万人と聞くとたくさんの人が見ていることは確かですが、製作費や豪華キャストを使用しているため、想定ではこの倍の動員数を想定していた模様です。

300万人を超える方に映画を見ていただかないと、収益が少なくなってしまうということでしょう。

ただ169万人もの人が映画館で鑑賞した作品というだけで、びっくりしますね!

 

レジェンド&バタフライが大コケだと言われる理由は?

大コケと言われる理由として

  1. 制作費が高額だった
  2. 豪華キャストの出演料が高い
  3. 時代劇の物語が若者に伝わらなかった

このような点が予想されます。

若者の視聴が少ない分SNSでの拡散が少なくなり、映画館に足を運ぶ人が減ってのかもしれません。

また逆に映画を見る前からSNSやネット上の口コミを見て、映画を見るまでに至らなかったことが考えられます。

 

レジェンド&バタフライは赤字の興行収入?

レジェンド&バタフライは公開3日間で約37万人を動員し、興行収入は4億9700万円を記録しています。

この数字がなんとも微妙な数字だと関係者の間では言われているようですね。

本作の主演である木村拓哉さんが登場する映画では、現代劇・時代劇を問わず、最低でも40億円前後のお金が動くとされています。

今回のレジェンド&バタフライでも公開3日間の勢いのままだとすると3月の末日までで、最低でも約35憶前後の興行収入になりそうです。

また当初の興行収入の目標が50億円で、2023年2月26日現在で約22億円になります。

まだ半分の興行収入となっていますが、公開中映画ですのでこれから映画を見る方が出てくると50億は遥かに超える可能性もありますね!

豪華俳優陣を起用しており、期待値が高まっていることに加えて、膨大な制作費用なども理由の一つですね。

 

膨大な制作費をつぎ込んでいる

本作は東映70周年を記念した映画で、制作や広告費用は20億円という大作です。

本作は、「るろうに剣心シリーズ」の大友監督、「コンフィデンスマンJPシリーズ」の古沢さんが脚本を務めています。

また、ヒロインを綾瀬はるかさんが勤めていますので、興行収入50億円は決して高い設定ではないのではないでしょうか。

しかし、制作費用が高額な分多くの売り上げをあげないと赤字になる確率が高くなってしまいます。

興行収入は全額東映に入るわけではなく45%が上映館に渡されるため、仮に興行収入が35億円だった場合、東映は完全に赤字ですね…。

興行収入が高かったとしても、期待値や制作費用が高いためハードルがあがり、「大コケ」といわれてしまうのかもしれません。

 

大河ドラマ「どうする家康」と同じ脚本家

先ほど少しご紹介した本作の脚本家・古沢良太さんは2023年の大河ドラマ「どうする家康」の脚本も手掛けています。

第62作目の大河ドラマで嵐の松本潤さんが主演を務めており、大河ドラマにふさわしい豪華キャストが集結した作品。

しかし、早くも脚本に厳しい声が集まっているようです。

レジェンド&バタフライも同じ時代劇ものですので、「同じ脚本家なら面白くなさそう」という理由から観るのをためらっているという声も見られました。

しかし、大河ドラマや朝ドラはさまざまな層が見ており、視聴率も高いことから批判されやすい傾向があります。

これまでに人気シリーズの脚本を手掛けてきた素晴らしい脚本家さんですし、レジェンド&バタフライについても意外性のある脚本を絶賛する声もたくさんありました。

好みはあるかもしれませんが、レジェンド&バタフライが高い評価を受ける理由の一つが脚本であることも間違いないです。

 

レジェンド&バタフライはタイトルもダサい?

「レジェンド&バタフライ」といううタイトルだけ見ても、正直どういった映画なのか全くわかりませんよね?

織田信長といえば、戦国武将の中でも圧倒的な人気を誇る武将の一人です。

時代劇や大河ドラマなど、歴史もののドラマや映画は日本語のタイトルが多いですが、レジェンド&バタフライは英語のタイトルになっています。

「タイトルがダサい」という声もあるようですが、あえて英語にした理由はなんなのでしょうか?

タイトルにこめられた意味について調査してみました!

 

レジェンドは信長でバタフライは濃姫

レジェンドとバタフライはそれぞれ信長と濃姫を表しています。

信長に関しては天下統一を目指した伝説の武将ですので、なんとなくイメージがつく人が多いと思いますが、濃姫はなぜバタフライなのでしょうか?

実は、信長の妻は「美濃」から嫁いできた姫であったため、濃姫と呼ばれていますが、本当の名前は「帰蝶」だったと言われています。

「胡蝶」という説もありますが、どちらにしても「蝶」という漢字が含まれていますね。

また、名前だけでなく蝶のように優雅で美しく、自由を願う好奇心旺盛な女性として本作では描かれていましたね。

 

バタフライエフェクトの意味も込められている?

バタフライエフェクトというのは、ささいな出来事が予想外の大きな出来事につながっていくことを意味する言葉です。

蝶のはばたきによって竜巻が出来た場合、はばたきが消えてもしばらく竜巻は残ることからきているようです。

本作では歴史上の大きな出来事である合戦をメインに描いているわけではなく、信長と濃姫のラブストーリーを軸に描かれています。

たった二人の夫婦の愛が大きく時代を動かしていく様はまさにバタフライエフェクトですね!

脚本家の古沢良太さんは「タイトルのバタフライがバタフライエフェクトを意味しているというのは後付けだ」としていますが、作品にピッタリのタイトルではないでしょうか。

 

まとめ

レジェンド&バタフライのマイナスな意見とその原因を中心にご紹介してきました。

それでは本記事のまとめです!

  • レジェンド&バタフライがガラガラの理由はコロナによる座席制限とその他の人気作品の影響
  • レジェンド&バタフライが大コケと言われているのは制作費用や期待値が高く、ハードルがあがっているから
  • レジェンド&バタフライのタイトルがダサいと言われているが、実は作品の内容にあった素晴らしいタイトルだった
  • 期待していた分駄作だったという声も中にはあったが、全体的には圧倒的に高評価が目立つ

はじめにいくつかのマイナスな意見をご紹介しました。

  • 「思っていたよりガラガラで空いていた」
  • 「期待値が高かっただけに大コケ」
  • 「タイトルがダサい」
  • 「史実をねじまけた駄作」

理由や原因を調査していくと、すべてプラスに変換することができますね!

好みや感性は人それぞれ異なりますので、すべての人にヒットする作品を制作するのは不可能です。

しかし、この作品は多くの方が絶賛する素晴らしい作品であることは間違いありませんので、ぜひ劇場へ足を運んで「自分はどう感じるか」楽しんでいただければと思います!

最後までご覧いただきありがとうございました。