ワンピースに登場する人物は、主要人物であればあるほど、クセの強いキャラクターであることが多いですが、その中でも一際クセのあるキャラクターとして、ロブルッチを挙げる人も多いのではないでしょうか。
ロブルッチは初登場時から肩に鳩を乗せており、なぜか腹話術で会話をしていました。
船大工として登場したロブルッチがなぜ肩に鳥を乗せているのか、船大工と鳥にどんな繋がりがあるのか、疑問に思った方もいるでしょう。
さらにはロブルッチがただの船大工ではなく、世界政府の人間CP9と判明した後も、鳩は肩に乗り続けていました。
今回は、なぜロブルッチが鳩は腹話術なのか、なぜ鳥を使って話すのかを考察していきます!
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ロブルッチの鳩は腹話術?
紫ルフィミラーの後攻での回答になりそうだけど、代わりにマゼラン抜いたらサカズキ相手にマゼラン欲しい〜となった。
サカズキ相手で後攻取ってルッチ置いても、マゼランより仕事しない(どのみち三千世界される)。仮に入れるなら使うタイミングは、リーサル前に置いてプレッシャーかけるとか?🤔 pic.twitter.com/PWmFVAR09m— TARO (@TARO_play37game) September 20, 2023
まずは、ロブルッチについてご紹介していきます。
ロブルッチの初登場は323話で、ルフィたちの船メリー号を修繕するために訪れた、乗船業が盛んなウォーターセブンで働く船大工として、登場しました。
登場時から肩に乗っている鳩に吹き出しがついており、ナミに腹話術と言い当てられると、真実を濁らせていました。
しかし、同僚のバウリーからは、「人とまともに口が効けない変人」と言われており、腹話術であることは間違いないようです。
ウォーターセブンで登場したキャラクターは、みんなクセの強いキャラクターだったので、ロブルッチもそのうちの1人でかなりインパクトがありましたよね!
ロブルッチの鳩の名前はハットリ
実は鳩には、ハットリという名前があります。
鳩のハットリ、ダジャレですね。
尾田先生の遊び心が見れます。
ただこのハットリはおそらくかなり賢い鳩で、ロブルッチが腹話術で話す言葉に合わせて、羽を動かしていました。
このせいで、ルフィ・ナミ・ウソップは最初、本当に鳩が話していると勘違いしていました。
ロブルッチの腹話術の腕前
実際にロブルッチの腹話術の腕前はどれほどのものなのかを説明していきます。
ロブルッチの腹話術の腕前はかなりのもので、ルフィたちとの初対面時は、その場にいたナミもウソップもハットリが話していると思うほどでした。
ロブルッチ自身もハットリが話しているように見せたかったらしく、自己紹介もハットリが話している体でしていました。
しかし、その自己紹介にて、「俺はロブル…‼︎ハトのハットリ」と言い間違えをしており、そこでナミに腹話術だと見抜かれていました。
正直、そこまでハットリに喋らせておいて、自己紹介でミスするくらいなら普通に話せばいいのにとは思ってしまいますね。
ロブルッチはなぜ鳥を使って話すのかを考察!
ぺとるっちってめっちゃ聞いたことあるなって思ったらワンピースのロブルッチだった pic.twitter.com/zHFaACVi6l
— ぴく民 【すごくコビー】 (@IKA___PQ3N) September 15, 2023
腹話術で話すより、普通に話したほうが楽なのは言うまでもありませんよね。
鳥が話しているように見せたい割には、自己紹介でボロが出てしまうくらいにしか、その設定を守っていませんでした。
では、なぜロブルッチは腹話術を使って話すのでしょうか。
ここからはロブルッチが鳥を使って話す理由をいくつか考察していきます。
ロブルッチが腹話術を使う理由:感情を抑えるため
ロブルッチが腹話術を使う理由の1つ目は、感情を抑えるためではないかと予想します。
彼は、戦闘狂で人を殺すことに躊躇いがなく、むしろ『殺し』を楽しんでいるほどです。
幼少期から世界政府によってCP9にされるべく、厳しい修行を繰り返しており、歪んだ精神を持ってしまったようです。
実際、過去に海賊に屈してしまった兵士を、海賊もろとも皆殺しにした経歴がありますし、ルフィと戦う際にはかなり笑顔になっていました。
しかし、初登場時のロブルッチはウォーターセブンの船大工だったので、彼の冷酷な部分を見せるわけにはいきませんでした。
なので、少しでも普通の人間だと思ってもらうために、腹話術で鳥が話しているように見せていたのかもしれません。
ロブルッチが腹話術を使う理由:人見知りだから?
ロブルッチが腹話術を使う理由の2つ目は、人見知りだからと予想します。
初登場時バウリーが「そいつ(ロブルッチ)は人とまともに口を利けない」と言っていた通り、人見知りで初対面の人と話すのが苦手だからかもしれません。
初対面でロブルッチという人間として話すのが緊張するから、あたかも鳥が話しているかのようにすることで、彼なりに人と接しようとしたのかもしれません。
ロブルッチの正体がCP9と判明した後は、鳥を使わずに自身の口で話しているので、この線は薄いかもしれませんが…。
ロブルッチが腹話術を使う理由:個性を出すため
ワンピース
CP9 プロフィール#ONEPIECE pic.twitter.com/OZgAax25sV— クマドリ🌸ワンピースフィギュア愛好家🌸🏴☠️× (@749djydn095ul2T) February 10, 2022
ロブルッチが腹話術を使う理由の3つ目は、キャラクターとして個性を出すためと予想します。
これは作者目線になった考察になりますが、ロブルッチというキャラクターにさらに個性を付け足したいと、尾田先生が考えたからではないでしょうか。
ロブルッチというキャラクターを見たとき、他のCP9のキャラクター外見的特徴のクセが強すぎて、CP9の『殺戮兵器』とまで言われるロブルッチの印象がかすんだからかもしれません。
他のCP9のキャラクターの外見的特徴として
- カク→長方形の形をした鼻
- ジャブラ→変なサングラス、首より下まで伸びた髭
- ブルーノ→闘牛のツノのような髪型
- クマドリ→歌舞伎役者のようなメイク
- フクロウ→顔が異常に大きく、チャックみたいな口
- カリファ→セクシなー容姿
- ネロ→頬に猫髭
- スパンダム→顔に変なマスク
となっており、このメンツの中にロブルッチが入っても、目立たない気がしませんか。
なので、肩に鳩を乗せて、腹話術で喋るという変な設定のキャラクターとして、ロブルッチは完成したのかもしれません。
まとめ
【リクエスト】
ロブ・ルッチ pic.twitter.com/nMU4OMHDNc
— メイビー桶井戸 (@Okeidohan) March 8, 2023
今回はワンピースでもかなりのクセの強いキャラクター、ロブルッチの鳩は腹話術なのか、なぜ鳥を使って話すのかを考察していきました。
ロブルッチの方に乗っている鳩が話しているわけでなく、ロブルッチ自身が腹話術で話をしていました。
ただ、ロブルッチの腹話術の腕前と、言葉に合わせて鳩が羽を動かすことで、まるで鳩が話しているように見えるレベルです。
そして、なぜロブルッチが鳥を使って話すのかについては、3つの理由を考察しました。
- 感情を抑えるため
- 人見知り
- 個性を出すため
この3つについて、それぞれ解説していきましたが、1番有力な説と考えるのは、感情を抑えるためだと考えています。
ロブルッチは『殺し』自体を楽しむ歪んだ精神の持ち主で、そんな彼が普通の船大工を演じるのは無理があるでしょう。
そのために、腹話術で鳥が話している風に装うことで、少しでも彼の異常な精神が他の一般市民にバレないようにしていたと考えています。
以上、なぜロブルッチが鳩は腹話術なのか、なぜ鳥を使って話すのかを考察していきました!
最後までお読みいただきありがとうございました。